「朝ごはんはちゃんと食べています」という方に、一つ聞いてみたいことがあります。何を食べていますか?

“甘い朝ごはん”は不調の原因かもしれません

トーストにたっぷりのジャム、パンケーキにシロップ、甘い菓子パン、シリアル、グラノーラ、フルーツスムージー、甘いヨーグルト——

一見ヘルシーに見えるものも多いですよね。

でも実は、これらは全部、砂糖や糖分を大量に含む食品です。

忙しい朝に手軽で食べやすい、移動中でも食べられる、食欲がなくても口にしやすい——

甘い朝ごはんには便利な面がたくさんあります。

でも、食べた後の体調はどうでしょうか。

血糖値が急上昇すると、次は急降下する

甘い朝ごはんを食べると、血糖値が一気に急上昇します。

体はびっくりして、急いで血糖値を下げようとします。そうすると今度は下がりすぎて、低血糖の状態になってしまうのです。

低血糖は体にとって危険なサイン。体はアドレナリンを分泌して、血糖値を無理やり上げようとします。

そのイライラ、8時に食べたら10時ごろにやってくる

このアドレナリンは興奮ホルモンとも呼ばれていて、血糖値を上げるだけでなく、イライラ、不安感、頭痛を引き起こします。

これは朝ごはんを食べてから約2時間後に起きます。

8時に食べたなら、10時ごろにやってくる。

午前中にイライラしやすい人、理由もないのに朝から不安な気持ちになる人、人と会うことが億劫になる、外に出たくないと感じる人——

それ、性格でも体質でもなくて、血糖値の低下が原因かもしれません。

タンパク質ゼロ、そこにコーヒーが加わると

しかも甘い朝ごはんは、タンパク質がほぼゼロです。

血糖値の乱れとタンパク質不足が同時に起きている状態です。

そこにコーヒーまで加わると、血糖値の乱れがさらに悪化しやすくなります。

まずはタンパク質を一品足すことから

甘い朝ごはんをすぐにやめる必要はありません。

まずそこにゆで卵一個かサラダチキン一個、タンパク質を一品足すところから始めてみてください。

慣れてきたら、甘いものを少しずつ減らしていけるといいですね。

朝ごはんを少し見直すだけで、午前中の過ごし方が変わってきます。